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取っ手も無くウラ板もない状態。かなり悪条件が揃っていました。三分割の真ん中に“大正三年“と記されていました。

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カギ穴に扇形の金物が付いていたようですが、ほとんど無くなっていました。

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金物をすべて取り外し、表面の塗料をはがして新たに着色して、仕上げています。もちろん背板部分も修理完了です。

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扇形の金物の代わりに、木製で飾りを作りカギ穴に付けました。取っ手もすべて磨き上げています。

色目を変えた事で、ずいぶん印象が変わりました。
何年経っても、修理できるのが木製品の良い所!
皆さんも古い物を見直してみてはいかかですか?


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