ホール中央にある初代の織機(円柱型)の部品交換の様子を、公開する事になったそうです。そのための作業台が必要となり製作を依頼されました。
円柱型なので、90度分を四分割で作ることになりました。
この四つを並べると、円の1/4になります。人がこの上で作業するので、しっかりつくってあります。
グレーで仕上げて、本体は出来上がりです。
手すりを固定して、階段を設置すれば完成です。機械下の大理石に凹凸があるので、上手くそこにはまるか心配でしたが、大理石との段差もほとんどなかったのでよかったです。
階段にキャスターを付けると、使う時不安定になるため、移動するときは台車にのせてもらうようにしました。
部品交換の公開は今回初めての試みだそうです。10年に一回だそうですが、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。
こちらのダイニングテーブルを座卓テーブルとして使いたいので、脚を短く切って欲しい、とのご依頼。奥様のお嫁入り道具の一品で状態も良く、キレイにお使いのテーブルでした。
イスもキレイで座だけがぺしゃんこになっている状態。そこで、脚を短く切ってしまえばもうイスは使えなくなってしまうので、新しく短い脚を作って両方使えるようにご提案しました。
天板はそのままで、短い脚だけの塗装になります。
雰囲気を変えずに座卓テーブルとなりました。この先座るのが大変になってきたら、元の脚に付け替えれば、またダイニングテーブルとして使っていただけます。
その時にイスの座を張り替えてもらえば、問題ありません。いろいろな使い方で長く愛用していただけるよう、こちらからもご提案させていただきます。まずはご相談ください。
ウクレレの教室に通っていたご依頼主様。先生に’自分で作ってみたら?’っと言われたのがきっかけで、何度か製作されたそうです。
とても丁寧に時間をかけて作られたのが分かる品物でした。細かい部分にも目が行き届いているのが分かります。
ウチに来る木工業者さんも絶賛でした。
色をつければ、もうお店に並んでもおかしくないぐらいのウクレレになりました。
厚塗りすると音が変わってしまうといけないので、塗幕をあまり付けずに仕上げています。
本来なら塗装が仕上がった時点で、私たちの仕事は終わりのはずなのですが、玄を張って完成したウクレレを、わざわざこちらに持ってきていただいて、見せて下さいました。
金具が入ると一段と高級な感じになります。玄の間には貝殻の模様も入っていました。ほとんどが手作業でコツコツと作り上げたとお聞きしました。木製品を触るわれわれも頭が下がる品物でした。