子供の学習机。成長と共に使用頻度も減ってしまいます。そこでこちらを、ビジネス用に使いたい、とのご依頼です。

まず、高さを低くするため脚をカットしてから、塗装に入っていきます。

色を変えることで、落ち着いた大人のデスクに大変身❗書斎でも使えるビジネスデスクとなりました。

脚のカットは机の構造上、カットする限界があります。ご相談上、一番良い場所で加工させていただきます。

子供の学習机は親御さんに買って頂いたものも多いはず。大事に、長く使ってみてはいかがでしょうか?


ホール中央にある初代の織機(円柱型)の部品交換の様子を、公開する事になったそうです。そのための作業台が必要となり製作を依頼されました。

円柱型なので、90度分を四分割で作ることになりました。

この四つを並べると、円の1/4になります。人がこの上で作業するので、しっかりつくってあります。

グレーで仕上げて、本体は出来上がりです。

手すりを固定して、階段を設置すれば完成です。機械下の大理石に凹凸があるので、上手くそこにはまるか心配でしたが、大理石との段差もほとんどなかったのでよかったです。

階段にキャスターを付けると、使う時不安定になるため、移動するときは台車にのせてもらうようにしました。

部品交換の公開は今回初めての試みだそうです。10年に一回だそうですが、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。


古民家カフェの楽食亭さん。初めておじゃましましたが、満席の状態。電話予約してあったので、別棟のお部屋でいただくことになりました。

ランチも6種類くらいから撰べて、悩む所。どれもお野菜たっぷりでおいしくいただきました。完全な個室だったので、話も弾んで落ち着いた時間が過ごせました。


長く使っているイスは、どうしても座がヘタってしまって、ぺしゃんこになったり、布地が破れてしまったりします。こちらの方は、ご自分でやぶれた座に布を挟んでお使いだったようです。

よく触る背中部分も色がハゲてしまっています。

今回は座も張り替えて、木部分も塗装することになりました。

座のクッションを入れ直すことで、元の厚みが戻って座り心地も良くなったと思われます。塗り直したことで、木目もハッキリ出て生まれ変わりました。これでまた長く使っていただけると思います。


ガラステーブルのガラスは、強化ガラスを使っていることが多いですが、同じサイズに作ってもらうと結構高値になってしまいます。

そこでこちらの方は、天板を木で製作することになりました。

茶色と白の両面にメラミン合板を張り合わせ、両方使えるように作りました。小口のみの塗装になります。

割れたガラスで型を取り、厚みもガラスに合わせて薄めに作ってあります。テラスでご使用のこのテーブル。用途や気分に合わせていろいろ使っていただけると思います。


こちらのダイニングテーブルを座卓テーブルとして使いたいので、脚を短く切って欲しい、とのご依頼。奥様のお嫁入り道具の一品で状態も良く、キレイにお使いのテーブルでした。

イスもキレイで座だけがぺしゃんこになっている状態。そこで、脚を短く切ってしまえばもうイスは使えなくなってしまうので、新しく短い脚を作って両方使えるようにご提案しました。

天板はそのままで、短い脚だけの塗装になります。

雰囲気を変えずに座卓テーブルとなりました。この先座るのが大変になってきたら、元の脚に付け替えれば、またダイニングテーブルとして使っていただけます。

その時にイスの座を張り替えてもらえば、問題ありません。いろいろな使い方で長く愛用していただけるよう、こちらからもご提案させていただきます。まずはご相談ください。


かなり使い込んである座卓テーブルです。天板の白くなっている部分は拭いてもとれません。おそらく、熱いものなどで塗装幕が壊れてしまったのではないでしょうか。

塗装幕をはがして生地を出すことで、キズやへこみは目立たなくなります。

仕上げの色を変えることで、明るくなり雰囲気もかわります。洋室にも合いますね。

こんな古いもの部屋に合わないっと思い込んでいるあなた!イメージはこんなに変わります。そんな方はぜひご相談ください。


ウクレレの教室に通っていたご依頼主様。先生に’自分で作ってみたら?’っと言われたのがきっかけで、何度か製作されたそうです。

とても丁寧に時間をかけて作られたのが分かる品物でした。細かい部分にも目が行き届いているのが分かります。

ウチに来る木工業者さんも絶賛でした。

色をつければ、もうお店に並んでもおかしくないぐらいのウクレレになりました。

厚塗りすると音が変わってしまうといけないので、塗幕をあまり付けずに仕上げています。

本来なら塗装が仕上がった時点で、私たちの仕事は終わりのはずなのですが、玄を張って完成したウクレレを、わざわざこちらに持ってきていただいて、見せて下さいました。

金具が入ると一段と高級な感じになります。玄の間には貝殻の模様も入っていました。ほとんどが手作業でコツコツと作り上げたとお聞きしました。木製品を触るわれわれも頭が下がる品物でした。