座はもちろん、背もたれの部分にも布地が張ってあるイスです。
残念ながら、この写真はすでに塗装部分をはがした状態のものです。
この状態から、下色を付けた後順番に仕上げて行きます。
仕上げの着色をしています。薄めの色を何回もかけてムラなく仕上げて行きます。
着色したあと、クリアの塗料で仕上げて完成です。
ウチに届いた時点で、すでに布地は外されていたので、座がついた完全な状態ではありませんが、布地一枚でかなり雰囲気が変わります。きっとステキな布地を選ばれた事でしょう。
熱い物でものせてしまったのでしょうか。白くボヤけてしまっています。
おそらくこれは、熱で塗幕が壊されてしまったと思われます。薬品などで拭いてもとれません。
なので、今テーブルについている塗料をすべてはがして塗り直しをはじめます。
こんな木目だったんですね。色が黒すぎて、せっかくの木目が分からないくらいでした。
でもご依頼の色は、現状のままっということなので、黒に近い色で仕上げて行きます。
木目は見えませんが、白くボヤけた所はなくなっています。
張り合わせた木目柄が生かせていない残念な仕上がりですが、
同じ塗料で仕上げても、もっと薄い色(着色塗料のかける回数を減らす)にすれば、
また違った雰囲気に仕上がります。
修理や塗装の段階で、こんな事が出てきたら、
迷わずご依頼主さんにご相談させていただきます。
せっかく塗り直しをされるのです。より良いものに仕上がればっと思ってやらせて頂いてております。
イスの張り替えと塗り直しのご依頼です。残念ながら元の布地ははがされています。よくさわる、ひじと背もたれの上部の色がハゲてしまっています。
まず、今ついている塗料をすべてはがして、生地の状態にしてから下地の色をつけて仕上げて行きます。
布地を張り替えて、見違えるほど変わりましたね。
今回はテーブルと一緒に修理しました。両方とも治すことで、まるで新調したかのようにリニューアルできました。
これでまた長く使っていただけますね。
回転する本棚を製作しました。一段にマンガの単行本だと10冊入ります。
4段が4面あるので160冊ははいります。
角はつぶれてしまい、側板もめくれしまっています。
まず、金物をすべて取り外します。つぶれた角を補修し、側板はめくれた面をすべてはがして、新しく張り直して塗装しました。
今度は白に色を替えて、元のイメージとはまるで違う雰囲気となりました。
お部屋もパッと明るくなって気分も変わりますよね。
赤ちゃんの時に使っていたヘビーダンスなんかも、塗り替えることで、雰囲気が変わって長く使えるようになりますよ。
ぜひご相談ください。
ポリウレタン塗装で仕上げられたテーブルです。
この塗料は堅くてキズが付きにくいのですが、長年に渡り使い込んでいくと、
塗幕にヒビが入ってしまい、そこからペラペラとめくれてしまいます。
この状態で使い続けると、生地が水分を吸収していき、そこだけ腐食する可能性が出てきます。
そうなる前に補修、塗り治しをおすすめします。
今回はこの硬い塗幕をはがしてから、通常の塗り直しとなります。
動画のようにパラパラとめくれていきます。
塗幕をはがしたことで、きれいに木目が戻りました。残念ながら、
割れた部分の腐食が見られましたが、あまり気にならない程度ですみましたね。
テーブルと一緒にイスの塗り直しと張り替えもやりました。
お届けにあがると、このテーブルはお婆様が購入され長らくご愛用されていたもの。
今度はご自分のお孫さんが生まれると言うので修理を希望されたようです。
これで二世代に渡り使っていただけますね。
三色に色分けされた本棚の仕上げ(クリア)塗装をしています。
扉につく取っ手も色分けして、本体に取り付ければ完成です。
教室の隅に設置してきました。
楽しい読書タイムになると嬉しいですね。
今回は保育園向けに製作させていただきましたが、
ご希望があれば個人様向けにもお作りできます。気になる方はお気軽にご相談ください。
まずパーツをそれぞれ作り、組み立てます。下段の箱、箱につく扉。箱の上にのせる本立て部分。両横の側板(写真にはありません)。
パーツを組み立てると、こんな形になります。扉は別で塗装して、最後に取り付けます。
養生して、差し色を塗装します。
今回は三色ですが、下の色が透明だと色が付きにくいので、この部分だけ白でまた下塗りをしています。
その後三色で塗り分けます。
これで仕上がりではありません。次回をお楽しみに。
アパートの住人が代わるためのリフォームです。クロスなどの張り替えもあるので、
建具も白く塗り直しのご依頼です。
まずガラスに塗料がかからないよう、養生します。
ある程度、研磨することでキズやへこみは気にならなくなります。
白で下塗りをした後、また研磨して仕上げて行きます。
動画は仕上げの塗装をしている所です。
仕上げた建具に丁番やレバーハンドルなどの金物を取り付ければ完成です。
家具だけでなく、木製のドアなら塗装できます。
もし"ドアに穴が開いてしまった"などお困りの方、
修理の方法はいろいろありますので一度ご相談ください。
下駄箱の下塗りをしています。台車にのせて回しながら塗装してゆきます。